クラウドサーカス株式会社が提供するAIチャットボット『IZANAI Powered by OpenAI』(以下IZANAI OpenAI)を導入されているお客様の事例をご紹介します。

今回は株式会社北豊島園自動車学校 営業企画課の岡田様に取材をさせていただきました。

事業内容

株式会社北豊島園自動車学校様は、東京都練馬区に位置する指定自動車教習所です。都内最大級の広大なコースを誇り、練馬区で初めて導入されたオンライン学科教習や最新教材「DON!DON!ドライブ」など、先進的な教材を活用することで、効率的かつ魅力的な学びを提供しています。

また、無料送迎バスや託児所を完備し、通いやすい環境を整備することで、社会人や子育て中の方々にも選ばれています。「フレンドリー」をモットーに、多様なニーズに応える柔軟なサービス体制が特長です。

導入の経緯

IZANAI OpenAI導入前の課題についてお聞かせください。

岡田様：導入前の課題は、問い合わせ対応による業務負担が大きくなっていたことです。教習所には日々、入校希望者や在校生からさまざまな質問が寄せられます。

入校希望者からは主に料金体系や予約システム、オプションコースなど、入校前の確認事項が中心です。これらの情報はホームページで公開していたものの、専門用語の使用や説明の複雑さから、メールや電話での問い合わせが絶えませんでした。在校生からは教習カリキュラムの進め方に関する質問が多く、各教習項目の説明資料は用意していましたが、直接確認を希望する生徒が大半を占めていました。

問い合わせは1日約10件、月間で300件ほどあり、その8割が電話対応でした。電話対応は1件あたり10～15分、メール対応は1件につき5分程度かかります。当校の事務スタッフは6名体制で運営しているため、人的リソースの面で大きな負担となっていました。

選定理由

数あるツールの中でIZANAI OpenAIを採用された理由を教えてください。

岡田様：費用対効果の高さが最大の決め手でした。従来使用していた顧客管理システムに比べて、IZANAI OpenAIは導入コストを大幅に抑えられる点が魅力でした。

ツールの使い方についても丁寧な説明があり、専門知識がなくても理解しやすかったです。デモ版を試したところ、直感的に操作でき、IT系に詳しくないスタッフでも無理なく使えると思いました。

ちょうど既存システムの契約更新時期とも重なり、スムーズな移行のタイミングだったことも、導入を後押ししました。

活用状況と効果

導入されているAIチャットボットの種類と用途について教えてください。

岡田様：現在、3つのAIチャットボットを運用しています。

1つ目は、Webサイトに設置している一般的な問い合わせ対応用のチャットボットです。あらかじめ用意された回答データベースの中から、お客様の質問に沿った情報を自動的に提供しています。しかし、必要な情報が見つからない場合や、もっと掘り下げた内容を知りたい場合には、自由に質問を入力できるAIチャットに切り替える仕組みを導入しています。

2つ目は、料金案内や資料請求に関するボットです。電子ブック『ActiBook』で料金ページやパンフレットをご覧いただいた方からの質問に対応し、こちらも必要に応じてAIチャットで質問ができるようにしています。

3つ目は社内向けのボットです。問い合わせメールの返信業務を効率化するために導入しました。

今後の展望

今後の課題についてお聞かせください。

岡田様：当校のWebサイトは月に5～10回ほど更新があり、その度にAIチャットボットの情報も修正が必要になります。内容は月替わりのキャンペーンから、道路交通法の改正、必要書類の変更など多岐にわたります。

今後は、Webサイトの更新と連動してAIチャットボットの情報も自動的に更新される仕組みがあれば、より効率的な運用ができると考えています。この作業の効率化が、現在の課題といえます。

お客様の声

最後に、IZANAI OpenAIをご検討中の企業様に向けてメッセージをお願いいたします。

岡田様：同業他社はもちろん、携帯ショップや家電量販店など、お客様との直接のやり取りが多い業種には特におすすめです。スタッフの業務負担軽減や、人手不足対策としても有効な解決策になると思います。

また、ActiBookを導入している方々にもIZANAI OpenAIの活用を提案したいですね。資料を確認した後で疑問点が出てきた際に、すぐに質問できる環境があれば、より円滑なコミュニケーションが図れると思います。チャットボットの機能だけでなく、お客様からの問い合わせにもスピーディに対応できるツールとして、IZANAI OpenAIは大きな力を発揮してくれると考えています。