電話問い合わせが600〜800件減!低コストAIによる動物園の業務効率化|群馬サファリパーク様
公開日 2026/01/13
クラウドサーカス株式会社が提供するAIチャットボット『IZANAI Powered by OpenAI』(以下IZANAI OpenAI)を導入されているお客様の事例をご紹介します。
今回は群馬サファリ・ワールド株式会社の月岡様に取材をさせていただきました。
群馬サファリ・ワールド株式会社様
https://safari.co.jp/事業内容
群馬サファリ・ワールド株式会社様は、群馬県に位置する動物園「群馬サファリパーク」を運営する企業です。同パークでは、ライオンやトラなどの大型動物から、キリンやシマウマなどの草食動物まで、約100種類、1,000頭羽の動物を放し飼いにしており、間近で観察できる体験型のサファリツアーを提供しています。
エサやり体験バスや獣舎見学ツアーなどのプログラムも充実しており、家族連れや若者など幅広い層に支持されています。安全管理や動物福祉にも配慮した運営体制を整え、楽しみながら学べる環境を提供している施設です。
導入の経緯
――IZANAI OpenAIを導入される前、どのような課題を抱えていましたか?
月岡様:電話の問い合わせが月に2,000件ほどあり、架電数が多いのが悩みでした。日中はもちろん、夜間や休園日も電話が鳴りっぱなしです。
手の空いているスタッフが出る形なので、営業や窓口、管理部門の人間も含め、みんなで対応していました。忙しくても電話が来たら無視するわけにはいかず、仕事に集中できなくて、作業効率が落ちてしまうこともありました。
問い合わせが多い原因のひとつは、ホームページに基本情報が掲載されていないことです。お客さんにとって大切な「群馬サファリパークに行ったら何ができるのか」や、「値段」、「営業時間」という情報がほぼ欠落していたため、問い合わせが殺到している状態でした。
そのため、ホームページのリニューアルを実施することにしました。
しかし、それだけでは不十分と考え、チャットボットの導入を検討した、というのが今回の経緯になります。
選定理由
――弊社のチャットボット以外に5社ほど検討されたとのことですが、その中でIZANAI OpenAIを選定いただいた理由をお聞かせください。
月岡様:最初はクラウドサーカスさんに生成AIのチャットボットがあることを知らなかったんです。どうせやるなら今風の生成AIを入れたいと思っていたので、別の会社を検討していました。
しかし、展示会でクラウドサーカスさんのブースに行って「問い合わせを減らしたい」というお話をしたら、「こういうものがありますよ」とIZANAI OpenAIの資料をもらいました。詳細を見て、良さそうだと思って申し込みをしたら、以前別の企業で働いていたときにお世話になったサポートの方が出てきて。どうもどうもお久しぶりですという形で(笑)。
彼にはとても良くしてもらっていて、サポートが気に入っていたので、すぐ導入へと進みました。
――IZANAI OpenAIについて、特にどういった点を気に入っていただけましたか?
月岡様:他社に比べて低コストだと感じました。チャットボットは月額が大きいので、年換算で考えると結構な額になってしまいます。月15万~20万になると、若いスタッフを一人雇えるくらいの金額です。そう考えると、導入のハードルは高く感じていました。
展示会に行くまで、チャットボットは10万以上が当たり前のサービスだと思っていたので、IZANAI OpenAIの価格には驚きました。使われているAIも、普段仕事で使っているChatGPTだったので、ある程度能力を理解していたこともあり、大きな懸念はありませんでした。
――使用感やUIについてはどういった印象を持たれましたか?
デザインが凝ったチャットボットと比べると、IZANAI OpenAIはシンプルで割り切ったインターフェースだと感じました。ただ、これはこれで良いと思います。情報はしっかりホームページに掲載しているので、過度に装飾されたチャットボットがあっても邪魔になってしまいそうですし。
ページが一枚しかなく、問い合わせをすべてチャットボットで対応したい場合は、より高度なツールが必要かもしれません。しかし、弊社の場合そういった使い方はしないので、問い合わせの補助として、良いツールだと思っています。
活用状況と効果
――具体的にチャットボットをどのように活用していますか?
月岡様:基本的に、サイト上の全てのページに出るようにしています。なにか困ったことがあったらチャットボットに質問してね、という形です。また、「よくある質問ページ」の一番上に、「チャットボットでも回答できます」と記載しています。
複雑な料金の質問などは、誤った回答をするリスクが高いため、計算させず、ホームページに誘導するよう教育しました。
実は、運用開始から半月ほどで、ホームページのフッターなど目につきやすい箇所から電話番号を削除しました。探せばすぐ見つけられるので、「とりあえず電話で聞いてみよう」という流れを避け、チャットボットやホームページで解決してもらうように促したいという狙いがあります。こうした取り組みを行った結果、問い合わせの電話は確実に減りました。
数値で考えると、3~4割は減ったという印象です。メールの問い合わせも減っています。チャットボットの会話数は、月間1,000件ほどで推移しており、多くの方に使っていただいていると実感しています。
――単純に2,000件の問い合わせから3~4割減と考えると、600~800件の削減につながったことになりますね。
月岡様:電話対応では、後処理も含めると1件あたり数分かかるため、大きな時間の節約になりました。「営業時間はいつですか?」のような単純な問い合わせ数が減り、本当に困った相談事など、人に丁寧に回答してもらった方が安心できる質問はメールや電話で来ています。質問内容によって切り分けができるようになったのは大きな成果です。
――IZANAI OpenAIで気に入っている点についてお聞かせください。
月岡様:気に入っている点は簡単に更新ができる点です。「この回答はダメだな」と思ったらすぐに「それは言わないで」と指示を出すと、次の瞬間から反映されるので助かっています。
チャットボットのログを踏まえてQ&Aの更新も行っています。チャットボットで聞かれるということは、ホームページにきっちり情報が出ていないからだと思うので、毎日少しずつ調整しています。
また、月次でログをまとめて上層部に報告していますが、非常に喜ばれています。電話対応では記録が取りにくいので、ログが残るのは大きなメリットです。
お客様の声
――IZANAI OpenAIを導入してみての満足度はいかがでしょうか。
月岡様:問い合わせが体感的にもデータ的にも減っており、効果は大きいと感じています。リーズナブルで、年間数百万円かかる高額なサービスに比べ、経営層から理解を得やすいのも良い点です。この価格帯でご提供いただけているのは非常にありがたいと思っています。
低価格ですが、決して能力が低いというわけではありません。総合的に見て、導入してよかったと感じています。