AIチャットボットで提案スタイルを刷新!リアル×デジタル×AIの融合で、顧客支援の新たなステージへ|有限会社マックコーポレーション様

更新日 公開日 2025/11/07

クラウドサーカス株式会社が提供するAIチャットボット『IZANAI Powered by OpenAI』(以下、IZANAI OpenAI)を導入し、パートナープログラムを通じて自社の顧客にも提案・販売している有限会社マックコーポレーション様の事例をご紹介します。

パートナープログラムは、クラウドサーカスの各ツールを活用してストック型ビジネスの構築と顧客支援の両立を図る仕組みです。同社はすでに電子ブック作成ツール『ActiBook』を活用しており、今回新たにAIチャットボットを採用して提案の幅を広げています。

本取材では代表取締役の増淵様に、導入の背景や営業活動を通じて見えてきた手応えについて詳しくお話を伺いしました。

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有限会社マックコーポレーション様

https://www.mac-cp.com/
導入目的
営業・マーケティングの強化
業種
総合広告代理業
部門
-

目次

事業内容

有限会社マックコーポレーション様は、栃木県宇都宮市で事業を展開する総合広告代理店です。チラシやパンフレットなどの紙媒体をはじめ、Webサイト制作やイベントの企画・運営までを一貫して手がけ、企業の伝えたい想いを形にしています。

近年は、AIチャットボット「IZANAI Powered by OpenAI」や電子ブック「ActiBook」といったデジタルツールを取り入れ、新たな顧客体験の創出にも注力。紙・Web・リアルを掛け合わせたクロスメディア展開を強みとし、地方企業のDXを推進するパートナーとして厚い信頼を得ています。

導入の経緯

――IZANAI OpenAI導入前は、どのような課題を抱えていましたか。

増淵様:当社はこれまで広告制作やイベント運営を中心に事業を展開してきました。紙やWebといったメディアを問わず、さまざまな企業の販促を支援してきましたが、いずれも単発の案件が多く、安定した売上をつくるのが難しい状況でした。以前から事業を支えるもう一つの柱として、継続的な収益が見込めるストック型のサービスを持ちたいと考えていました。

――その中でAIチャットボットに注目したのはなぜでしょうか。

増淵様:企業の問い合わせ対応の自動化だけでなく、営業や接客のデジタルアシスタントとしても活用できるところに魅力を感じたからです。広告制作やイベント運営と組み合わせれば、集客から問い合わせ対応、データ分析までをワンストップで実施できます。当社の事業内容と親和性が高く、提案の幅を広げられると思いました。

また、現在のトレンドであるAIは、都市部では関心が高まっているものの、地方に行くほど普及が進んでいないのが現状です。お客様と話していても、「AI」という言葉は知っていても、実際に業務で使えている企業はほとんどありません。だからこそ、先行して提案できる余地があり、地域企業のデジタル活用を進める一歩になると判断しました。

選定理由

――IZANAI OpenAIを知った経緯をお聞かせください。

増淵様:以前からクラウドサーカスとお付き合いがあり、ActiBookを導入していました。ActiBookの担当者である石川さんには当時から丁寧にサポートしていただいており、石川さんからIZANAI OpenAIをご紹介いただいたのがきっかけです。信頼できる方からの提案だったので、迷わず話を聞いてみようと思いました。

――IZANAI OpenAIの導入を決めた理由を教えてください。

増淵様:正直なところ、最終的な決め手は石川さんの人柄でした。常にこちらの状況を理解したうえでアドバイスしてくださる姿勢に信頼を感じ、「この方が勧めるなら間違いない」と判断しました。

また、ActiBookと連携できる点も魅力でした。電子ブックにIZANAI OpenAIを組み込むことで、閲覧から興味喚起、問い合わせまでをひとつの流れで完結できるところに可能性を感じました。

――実際にIZANAI OpenAIを触ってみた印象はいかがでしたか。

増淵様:デモアカウントを操作した際に、業種を問わず幅広い場面で活用できると感じました。操作を重ねるほど新しい発見があり、導入前から利便性を実感していました。

特に印象的だったのは、学習のしやすさです。社内資料やWebサイトを登録するだけで設定が完了し、「これで学習ができるのか」と驚いたほどです。直感的に扱えるうえに、運用の負担も少なく、導入後のイメージが描けました。

活用状況と効果

――IZANAI OpenAI導入後の最初の取り組みについて教えてください。

増淵様:まずは営業活動に向けた提案資料の作成に着手しました。社外向けFAQの効率化をテーマに基本資料を作り、ChatGPTを使って業種ごとの課題や質問を洗い出しながら、提案内容を具体化していきました。

並行して、テレアポを担当する営業代行会社との連携も進めました。トークスクリプトの作成や提案先リストの準備に加え、現場から寄せられる質問を踏まえてIZANAI OpenAIを操作し、内容を確認しました。想定外の質問が出てくるたびに「この項目も追加しておこう」と気づくことが多く、触っていくなかで提案の方向性が定まっていきました。

――提案がスムーズに進みやすい業界や顧客層の特徴を教えてください。

増渕様:若年層をターゲットにしたBtoC企業は受け入れが早いです。普段からオンラインサービスを利用する世代はAIへの抵抗が少なく、チャットでのやり取りにも慣れています。そのため、AIチャットボットによる自動応答の仕組みを紹介すると、興味を示されることが多いです。

また、商品点数の多い企業も提案しやすいですね。お客様が商品を比較・検討する際に迷いやすく、FAQ検索や商品案内の補助としてAIが活躍します。Webサイトの情報量が極端に多い、あるいは少ない企業も同様です。情報が少ない場合はチャットボットが不足を補い、逆に情報が多すぎる場合は必要な情報へ案内する役割を担えるため、どちらの状況にも提案の余地があります。

――企業の規模や体制によって、課題の傾向に違いはありますか。

増渕様:ありますね。部署が多い企業は問い合わせが部門ごとに分散しやすく、情報共有の整理に課題を感じている場合が多いです。反対に、総務が1〜2名程度しかいないような小規模企業では、業務負担の軽減が導入の目的になります。小規模企業は問い合わせ体制が整っていないところが多いため、そうした現場を支える意味でも、IZANAI OpenAIが力を発揮できると考えています。

――提案の際、特に関心を持たれるポイントはどの部分でしょうか。

増渕様:特に反応が大きいのは、社内業務にも活用できるという点です。多くの方はAIチャットボットを顧客対応に使うものと認識しており、社内向けの使い方を紹介すると、「そんな使い方ができるんですか」と驚かれます。実際、問い合わせ対応が属人的になっていたり、人員不足でマニュアル整備まで手が回っていなかったりする企業も多く見受けられます。そうした現場ほど関心を持っていただきやすいです。

――社内業務への活用を提案する際、どのような説明や進め方を行っていますか。

増淵様:社内活用の提案では、お客様の業種や組織体制を丁寧に伺い、課題の根本を探るようにしています。たとえばヒアリングの中で「営業の効率化を進めたい」といった話題が出た場合、営業担当者の年齢層や人数構成を確認します。中堅層が少なく新人が多い企業では、教育負担の偏りや離職率の高さといった課題が見えてくることがあります。

そこで、ベテラン社員の知識をIZANAI OpenAIに学習させ、新人がすぐに質問できる環境を整える活用法をご提案しています。疑問をその場で解決できれば、教育にかかる手間を軽減でき、営業力の底上げにもつながります。離職防止にもなるため、共感していただくことが多いです。

――AIにあまり馴染みのないお客様へは、どのように活用イメージを伝えていますか。

増渕様:AIで何ができるのかを具体的にイメージしてもらうことを意識しています。近年は「AI」という言葉だけが先行してしまい、少し身構えられることもありますが、FAQの整理や資料検索、営業時間外の問い合わせ対応など、実際の業務に即した使い方を見せると一気に興味を持ってもらえます。導入のハードルを感じることもありますが、ひとたび関心を持ってもらえればその後の会話がスムーズに進みます。

――IZANAI OpenAIを取り入れたことで、営業スタイルに変化はありましたか。

増渕様:導入をきっかけに、営業のアプローチが大きく変わりました。以前は「このサービスを導入してみませんか」というように、商品を紹介するスタイルが中心でしたが、現在は「お客様の課題をどう解決できるか」という観点で提案する形にシフトしています。AIチャットボットを軸に、業務効率化や顧客対応の自動化など、経営課題にまで踏み込んだ提案が可能になり、支援の幅が広がりました。

――営業活動を進めるうえで、クラウドサーカスのサポート体制はいかがでしょうか。

増淵様:IZANAI OpenAI担当者の久保さんが常に親身に対応してくださるので心強いです。社内ではAIチャットボットに詳しいメンバーが少ないため、気軽に相談できる存在は本当にありがたいですね。特に印象に残っているのは、業種や企業ごとの事例をもとに、提案内容の考え方を丁寧に共有してくださることです。お客様ごとの課題に合わせて話を組み立てやすくなり、提案の質が向上しました。少人数体制の企業にとって、細やかに寄り添ってもらえるサポートは大きな支えになっています。

今後の展望

――今後の展望をお聞かせください。

増淵様:今後は、AIチャットボットやデジタルブックなどのツールを活かし、集めた人との関係を深め、長くつながりを育てていく仕組みを強化していきたいと考えています。単発のプロモーションにとどめず、リアルとデジタルを融合させたストック型のマーケティング支援へ発展させたいです。

一貫したプロモーション体制を作ることで、「マックコーポレーションなら安心して任せられる」と思っていただける存在を目指しています。お客様から最初に選ばれる企業であり続けるためにも、この体制を磨き続けていきたいです。

お客様の声

――IZANAI OpenAIの導入を検討している企業様へ、メッセージをお願いします。

増淵様:自社の業務や顧客対応の中で「どこにAIを活かせるか」を考えることが大切だと思います。IZANAI OpenAIは専門知識がなくても導入しやすく、社内外の問い合わせ対応を幅広く支援してくれます。当社も導入をきっかけに、提案の質や商談の深さが格段に向上しました。

AI活用に興味はあるけれど踏み出せていない企業ほど、一度相談してみることで新しい可能性が見えてくると思います。

執筆者 浦 将平

AIチャットボットのプロダクトマネージャー。

7年間にわたり、法人向けの顧客管理ツール、データ統合ツール、CMS、チャットボット、電子ブックのマーケティングを担当し、BtoB領域でのプロダクトの成長に携わる。マーケティング戦略の立案から実行までを幅広く手がけ、業務プロセスの仕組み化を得意とする。

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